全て, 日本酒
十勝 純米
◆十勝ブランドを支える基本の純米酒
2017年5月、自然豊かな北海道の地に新設された上川大雪酒造。酒造りを休止中だった三重県の酒蔵の酒造免許移転、というかたちでその歴史が新たにスタートしました。小さな仕込タンクで、手造りの伝統的な手法を用いて一本一本のもろみを丁寧に仕込む。極端なものを造るのではなく、「普通」に美味しいお酒を造り、より多くの人々が「飲まさる(ついつい飲んでしまう)」究極の食中酒を目指す。使用する原料は全て北海道産にこだわり、お米は「吟風」「彗星」「きたしずく」という3種類を使い分けています。北海道の豊かな自然に育まれた最高の原料を使って、そのポテンシャルを活かした清らかな味わいの日本酒を醸しています。近年では、2020年に十勝、2021年に函館と、これまで酒蔵のなかった土地に蔵を作ることで、地方創生にも一役買っています。「十勝」は、2020年に農業王国十勝の帯広畜産大学の敷地内に新設された「碧雲蔵(へきうんぐら)」から生み出されるシリーズ。碧雲蔵という名前は、歴史ある帯広畜産大学の学生寮(碧雲寮)から命名されました。大学の構内に酒蔵が創られるのは日本初のことで、日本酒の次代に向けた人材育成を行うという側面も持ち合わせています。十勝ブランドの味わいの土台となる基本の純米酒。70%精米ながら、雑味が非常に少なく清らかな味わいが特長です。ミネラル感の強い十勝の水の影響から、骨格もしっかりとしており、飲み応えも申し分ありません。十勝流の“飲まさる酒”を体現する一本です。
¥1,932