ワイン, 全て
グザヴィエ・ジェラール コート・ロティ
◆北ローヌのライジングスター、果実味と心地よいタンニンが溶け込んだ超人気のコート・ロティ
グザヴィエ・ジェラールは、1980年ピエール・ジェラール氏によってコンドリュー村に設立された家族経営のドメーヌです。2004年からピエール氏の息子グザヴィエ氏がドメーヌに参画し、2013年より2代目当主として指揮を執っています。約10年に渡りオフシーズン毎に世界中のワイナリー、そしてアルザスやブルゴーニュなどで研鑽を積み、満を辞して2013ヴィンテージのコート・ロティを初リリースしました。これが早くも注目を浴び、2015ヴィンテージのコート・ロティでは北ローヌパネルテイスティング(マスター・ソムリエやマスター・オブ・ワインがブラインドでテイスティングを行う)で最高得点のうちの一つである97点をたたき出し、これ以降国際市場での人気に一気に火が付いたライジングスターなのです。所有する畑は7.8haでコンドリュートコート・ロティ、サン・ジョセフに広がります。コート・ロティには、北ローヌで最も高額かつ人気の高いギガルやジャメのバックボーンを作っている区画、ランドンヌやフォンジャンなど珠玉の区画を含んでいますが、グザヴィエ氏はコート・ロティとして遥かに手頃な価格でリリースしています。その畑はリュット・レゾネで栽培し、機械耕作ができない程傾斜が急なため全て手作業で行われます。白では大樽、赤ではステンレスタンクを使用してアルコール発酵、マロラクティック発酵を行い、キュヴェ毎に樽のサイズを変えて熟成させます。テロワールとヴィンテージの個性を反映したワインを意図し、ブドウ一つ一つのポテンシャルを最大限に発揮させる彼のワインは、ピュアな果実味と美しい酸、はっきりとしたミネラルが見事なバランスで支え合っています。 こちらは、コート・ロティの3.2haで4区画(モラール、ヴィアレール、ラ・ブロッス、ラ・ランドンヌ)のブドウをブレンドしており、樹齢は平均30年です。モラールはシスト、その他はマイカ・シスト土壌です。素晴らしくピュアなカシス、ブラックラズベリーにスミレやウッドスモーク、グリーンオリーブのアロマがあり、まろやかな口当たりで、肉付きの良い果実味と心地よいタンニンが絶妙に溶け込み見事なテクスチャーを生み出しています。調和の取れた長い余韻を楽しむことができる一本です。
¥7,920