全て, 焼酎
春雨 カリー
◆「幻の銘酒」春雨カリー
戦後間もない1946年、那覇市南部小禄の地に創業した宮里酒造所。一度は小売販売を約20年の間ストップし、春雨は一時「幻の銘酒」と呼ばれていました。一般市場に復活したのが1997年。その後、2000年の沖縄サミットの晩餐会で振る舞われるお酒を決める選考会で見事トップとなるなど、名実ともに完全復活したのでした。しかし一般市場に復活した今でも、なかなか手に入らない希少な泡盛と言われています。その理由は、徹底した酒質へのこだわりにあります。量より質を重視した泡盛造りは、年間たったの1000Lという極少量生産。さらに蔵人は社長含めてたった4人だけで行なっており、出来上がった泡盛は1年以上熟成、そして手作業で濾過を行うという徹底ぶり。この少人数でとことんこだわった酒造りが唯一無二の味わいを生み出しています。 「春雨カリー」その名の由来はというと、戦争により全てを失った中で泡盛を造り始め、希望と恵みがこの地に再びもたらされることを願って、「春」には希望「雨」には恵みを託して名付けられました。また「カリー(嘉例)」とは、沖縄の方言で「おめでたい・縁起が良い」という歓びを表現する意味の言葉です。 熟成によるまろやかな米の旨味とバニラのような甘い香り。度数を感じさせない優しい奥深い味わい。お好みの飲み方でお楽しみいただけますが、一押しはソーダで割った「琉球ハイボール」。こってりとした旨味と爽快な後口が絶妙な一杯に仕上がります。沖縄の歴史に想いを馳せながら、じっくりと味わいたい逸品です。
¥1,430