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ピエール・パイヤール ブーズィ ミレジム エクストラ・ブリュット

◆ブージイの魅力を余すところなく表現した2006ミレジムシャンパーニュ 1768年からモンターニュ・ド・ランス地区ブージイ村でブドウ栽培に携わるピエール・パイヤールは、1946年にレコルタン・マニピュランとして現醸造所を設立し、8代目となるアントワーヌとカンタン・パイヤール兄弟を中心に現在生産をしています。ブージイ村は、シャンパーニュのグラン・クリュで最もパワフルなピノ・ノワールを生み出し、肉厚で力強い男性的なシャンパーニュが生まれます。 彼らの畑で最も特徴的なのは、所有畑が全てブージイ村にあることと、シャルドネの栽培比率が高いことです。村全体では、作付面積の89%をピノ・ノワール、11%がシャルドネが占めていますが、ピエール・パイヤールでは、11haある所有畑のうち4haにシャルドネが植えられています。パイヤール家では、ブージイのブドウのみから造られるパワフルなシャンパーニュの中にフレッシュさとエレガントさをもたらすために、この村では例外的に高いシャルドネ比率を代々受け継いできました。 そして、ピエール・パイヤールのアイデンティティの要となるのが、単一畑でピノ・ノワールが植えられるレ・マイユレットとシャルドネが植えられるレ・モトレットです。これらの古樹の区画はピエール・パイヤールの「母なる畑」と呼ばれています。長年、植樹はマッサール・セレクションで行っており、その苗木には必ず二つの畑の枝を用い、ドメーヌのスタイルとそのベースとなるブドウの遺伝子を後世に伝える役割を担っています。また、これらの畑のワインは単独で瓶詰めされており、単一品種でこのグラン・クリュの魅力を純粋に表現したブラン・ド・ノワールとブラン・ド・ブランとしてリリースされています。 ブドウ栽培はリュット・レゾネを採用し、自然の野草で覆われたブドウ畑ではここ15年間化学肥料を一切使っていません。醸造は、区画と品種に分けて行い、発酵槽には主にステンレスタンクを使用しています。アルコール発酵後、全てのベースワインはマロラクティック発酵を経て澱と共に長期熟成させ、ボトリング後も定温を保つ地下セラーで最低42ヶ月の瓶熟成が行われます。 こちらは、ブージイ村のピノ・ノワールとシャルドネを半分ずつブレンドした、シャンパーニュの偉大な年である2006年に仕込んだミレジムです。ラ・キュヴェを使用し、ボトリングの前に8ヶ月のシュール・リーを経て、9年以上の熟成期間をおいています。完熟した赤系果実や柑橘のアロマに、チョーキーなミネラルを感じます。非常にクリアで長い余韻があり、ブージイの魅力をあまあすことなく表現した偉大なグラン・クリュ・シャンパーニュです。
¥11,313
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ベルナール・ボードリー シノン レ・グランジュ

◆果実味豊かで優美な飲み口の、情熱溢れる赤ワイン ボードリー家は数世紀にわたってクラヴァン・レ・コトー村でワイン造りを営んできましたが、ドメーヌはベルナール氏が2haを相続することによって設立されました。その後、購入・メテヤージュで栽培面積を拡大し、現在は30haの畑からテロワールごとに全部で4つのキュヴェの赤と、ごく少量の白とロゼを生産しています。ドメーヌのあるクレヴァン・レ・コトー村は、テュフォーと呼ばれる石灰岩の断崖にへばりつくように家が並ぶ細長い集落です。この丘の斜面はかつて建築資材用の石切場であり、ドメーヌもこの白いテュフォーから家を作り、石を切り出した後の洞窟を今でもカーヴとして利用しています。ボードリー家では、除草剤や化学肥料は使用せず、鋤き入れを励行して土壌を活性化させています。またシノンでは機械摘みによる収穫が主流ですが、ボードリー家では100%手摘みを行っています。100%除梗し、発酵時には温度管理に長けているステンレスタンクと、適度な空気との接触のあるコンクリートタンクを併用し、テロワールを尊重するために新樽は一切使用しません。2000年より息子のマチュー氏もワイン造りに参加し、父ベルナール氏と情熱溢れるワインを生み出しています。 こちらは、表土は小石混じりの砂利質土壌で、底土には石英を含む粘土質が広がる土壌の、平均樹齢20年のカベルネ・フランを使用しています。若々しく果実味が豊かで、しなやかで優美な飲み口です。若いうちから十分に楽しむことができるキュヴェです。
¥2,640
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ミシェル・リポッシュ ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ レ・サンソニエール

◆魚介全般、和食との相性の良い爽やかな白ワイン ドメーヌ・ミシェル・リポッシュは、当主であるミシェル・リポッシュ氏が自らの名を冠し、1990年に設立されました。1995年には、長い歴史を誇る名家ドメーヌ・ド・ノエル所有の「サンソニエール」を含む12haの畑を継承し、現在は40haまで所有面積を拡張しています。 「ル・サンソニエール」は、ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌの中でも秀逸なワインが造られることで知られ、南西向きの日当たりのよい丘陵地に位置しています。畑は石灰岩を含む正片麻岩砂質粘土土壌で、リュット・リゾネを用いてブドウ栽培を行います。テロワールの特徴であるミネラルの表現と、ワインに複雑性と豊かな風味を残すために、シュール・リー製法で造られています。柑橘系のアロマと、清々しい酸とドライな口当たりが杯を進めます。ほんのりと塩見を感じる味わいが、魚介全般、そして和食とも相性も高めてくれる素晴らしいワインです。
¥1,760
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ラ・クロワ・サン・テステフ (AC St-Estephe)

◆幻のグラン・クリュ・クラッセのセカンドワイン、力強いタンニンとエレガントなスタイル 1990年代から劇的な品質の向上が話題を呼ぶサン・ジュリアン第2級、レオヴィル・ポワフェレ。現在、この偉大なるシャトーを率いるのはディディエ氏とオリヴィエ氏のキュヴリエ兄弟です。かつてメドック最大、最上と言わしめた「レオヴィル」を巡る領地割譲の歴史は有名ですが、そのうちの1つポワフェレをキュヴリエ家が購入したのは1920年。ディディエ氏が指揮を執るのは1979年からで、父が始めたワイン商を継いだ弟のオリヴィエ氏に販売を託しました。 キュヴリエ家は、かつてシャトー・カマンサックも所有していましたが、ル・クロックの素晴らしいテロワール故に、1965年カマンサックを手放し、ル・クロックを残したと言われています。シャトーは、コス・デストゥーネルとオー・マルビュゼに近接し、小さな丘を隔ててラフィットにも程近い位置にあります。畑は、2級シャトー・モンローズに隣接するジロンド河を望む絶好のロケーションに佇み、ナポレオン3世による1855年の格付けの際には、ファーストリストで第5級に認定されていた幻のグラン・クリュ・クラッセです。 ラ・クロワ・サン・テステフは、ル・クロックのセカンドワインで、レオヴィル・ポワフェレのの元醸造責任者が総指揮を執っています。サン・テステフらしい力強いタンニンは存在しながら、果実味豊かでエレガントな都会的スタイルに仕上げています。
¥3,520
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ロッシュ・ヌーヴ ソミュール・シャンピニー テール・ショード

◆ロワールを代表するビオディナミの造り手ロッシュ・ヌーブの、凝縮したエキスを感じるエレガントな赤ワイン ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴのティエリー・ジェルマン氏は、1992年ボルドー出身でありながら23歳という若さでロワール地方のソミュール地区に畑を取得し、この地で一からワイン造りを始めました。ティエリー氏は、ロワールのソミュール・シャンピニーでいち早くビオディナミ農法を取り入れるなど、ロワールを代表するビオディナミの造り手であり、高い評価を得ています。ティエリー・ジェルマン氏は、ワイン造りの基礎となるのは畑での栽培であるという考えのもと、栽培においてビオディナミの考え方、手法を多く踏襲しています。一方で、ビオディナミ農法が持つ哲学的、宗教的な側面には興味が無いと言い切っています。「ビオディナミはこうすれば上手くいくというレシピではない、ましてや信じれば救われるという信仰でもない。これは自然との向き合い方であって、自然を理解し、尊敬し、制約することなくその力を導き出すことだ」と語っています。個々の考え方や手法の科学的な洞察を忘れること無く、テロワールの表現を最も意識して取り組んでいます。28haの所有畑は、ソミュール特有の「テュフォー(Tuffeau)」と呼ばれる石灰質の土壌で、2000年から有機栽培、2003年からビオディナミ農法を実施し、馬二頭で耕作しています。また、偉大なテロワールの区画は、ドメーヌ・ルロワやビゾのように、枝の先端は切らずに曲げることで、自然本来の樹のエネルギーや流れを奪わないようにしています。そして、カベルネ・フランは、透明感、フィネス、親しみやすさをワインで表現し、やぼったさ、派手なベジタル香、強すぎるタンニンは避けるようにしています。また、シュナン・ブランで造り出す白ワインは、シャープでキレが良く、キレイな酸とミネラル感を大事にして造られています。 こちらは、ロッシュ・ヌーヴのスタンダード・キュヴェで、収穫量を制限した樹齢35~45年ほどのカベルネ・フランを丁寧に手摘みし、造られています。柔らかくしなやかな飲み心地で、繊細なスパイスのニュアンスもありますが、フラン特有とされる青臭さは感じずピュアで凝縮したエキスを感じるエレガントなスタイルです。
¥4,884
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ロッシュ・ヌーヴ ソミュール・シャンピニー レ・ロッシュ

◆ロワールを代表するビオディナミの造り手ロッシュ・ヌーヴの、見事な果実味のカベルネ・フラン ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴのティエリー・ジェルマン氏は、1992年ボルドー出身でありながら23歳という若さでロワール地方のソミュール地区に畑を取得し、この地で一からワイン造りを始めました。ティエリー氏は、ロワールのソミュール シャンピニーでいち早くビオディナミ農法を取り入れるなど、ロワールを代表するビオディナミの造り手であり、高い評価を得ています。ティエリー・ジェルマン氏は、ワイン造りの基礎となるのは畑での栽培であるという考えのもと、栽培においてビオディナミの考え方、手法を多く踏襲しています。一方で、ビオディナミ農法が持つ哲学的、宗教的な側面には興味が無いと言い切っています。「ビオディナミはこうすれば上手くいくというレシピではない、ましてや信じれば救われるという信仰でもない。これは自然との向き合い方であって、自然を理解し、尊敬し、制約することなくその力を導き出すことだ」と語っています。個々の考え方や手法の科学的な洞察を忘れること無く、テロワールの表現を最も意識して取り組んでいます。28haの所有畑は、ソミュール特有の「テュフォー(Tuffeau)」と呼ばれる石灰質の土壌で、2000年から有機栽培、2003年からビオディナミ農法を実施し、馬二頭で耕作しています。また、偉大なテロワールの区画は、ドメーヌ・ルロワやビゾのように、枝の先端は切らずに曲げることで、自然本来の樹のエネルギーや流れを奪わないようにしています。そして、カベルネ・フランは、透明感、フィネス、親しみやすさをワインで表現し、やぼったさ、派手なベジタル香、強すぎるタンニンは避けるようにしています。また、シュナン・ブランで造り出す白ワインは、シャープでキレが良く、キレイな酸とミネラル感を大事にして造られています。 こちらは、ロッシュ・ヌーヴの最もベーシックなクラスの赤ワインです。丁寧に手摘みされた樹齢25年程度のカベルネ・フランをステンレスタンクで発酵させ、一部を木樽、残りをタンクで澱と共に3〜4ヶ月熟成させ瓶詰めされます。全ての工程は、ブドウの持つ活き活きとした果実味とフレッシュさピュアさを引き出すように行われます。赤系果実の香り、洗練された酸、滑らかな質感と上品なタンニンが心地よく、カベルネ・フランという芯の強い印象のある品種を見事なまでに緻密で繊細に造り上げています。ピュアな味わいで、あらゆる食事とも調和する落ち着いた品格を備えたワインです。
¥3,282
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