◆ローヌで最も手に入れにくいワイン造るグザヴィエ・ジェラールのヴィオニエ

コンドリュー村にワイナリーを構えるグザヴィエ・ジェラールは、1980年にピエール・ジェラール氏によって設立された小さな家族経営のドメーヌです。2013年より息子のグザヴィエ氏が2代目当主として指揮を執っています。オフシーズン毎に世界中のワイナリーを周って研鑽を積み、国内でもアルザス、ブルゴーニュと各地で修業しました。約10年に及ぶ他ワイナリーでの経験を経て、満を持して2013ヴィンテージのコート・ロティを初リリースするや否や、数多くのメディアで賞賛され、今や国際市場で多大な人気を博しています。受け継いだ畑は7.8haで、コンドリューとコート・ロティ、サン・ジョセフに広がります。コート・ロティには、ランドンヌやフォンジャンなど珠玉の区画を含んでおり、これらは北ローヌで最も高額かつ人気の高いギガルやジャメのコート・ロティのバックボーンを作っている区画です。畑は、リュット・レゾネで、機械耕作が出来ないほど傾斜が急なため全て手作業で行われています。白では大樽、赤ではステンレスタンクを使用してアルコール発酵、マロラクティック発酵を行いキュヴェ毎にバリック、デゥミ・ミュイ、フードルなど樽のサイズを変えて熟成させています。テロワールとヴィンテージの個性を反映したワインを意図し、ブドウのポテンシャルを最大に発揮させる彼のワインは、ピュアな果実と美しい酸、はっきりとしたミネラルが見事なバランスで支え合っています。
こちらは、コンドリューの丘の上部ヴェラン村にある1.5haの畑で、平均樹齢20年のブドウを使用しています。完熟したオレンジやメロンにミネラルと生姜のニュアンスが溶け込むエキゾチックなアロマ。たっぷりとした果実の旨味が広がり、凝縮感がありながらも焦点の定まった味わいで、余韻もクリアで心地よく続きます。ほぼローヌ地方で消費されるキュヴェです。

¥3,346
購入可否: 在庫切れ