曙酒造は、福島県河沼郡会津坂下町に蔵を構える日本酒蔵。創業は1904(明治37)年。以後100年以上に渡り福島の地で酒造りを続けてきました。初代蔵元以降の3代は女性が代表を務めるなど、全国的にも珍しい歴史を持っています。2011年からは5代目杜氏が蔵元を引き継ぎ、東日本大震災の被害を受けながらも続々と新商品をリリース。銘柄「天明」からは、決して苦境に負けることのない信念の強さと作り手の心意気が伝わってきます。
“零号〜伍号”まで展開される、天明新酒「中取りシリーズ」第4弾「参号」は、亀の尾らしい“旨味と酸”に着目。天明らしい軽快さ、新酒らしいフレッシュ感溢れるジューシーな口当たりの中に、“らしい”力強い酸と旨味が確かに感じられます。味のボリュームと軽やかさを兼ね備えた、親しみやすい味わいの亀の尾純米です。