墨廼江(すみのえ)酒造は弘化2(1845)年創業。水を祭った墨廼江の神を酒名にしています。東日本大震災では津波が押し寄せ、酒造り中の蔵の中まで浸水。大変なダメージを受けましたが、震災直後から様々な人たちの協力により再開することができました。目指すのは「きれいで柔らかく、気品漂う風味豊かな酒」。復興を支援してくださった全国の人々にさらに喜んでもらえるよう、感謝の気持ちを込めて酒造りをしています。
こちらは蔵元の定番酒、芯のしっかりしたふくらみのある特別純米酒です。穏やかな香り、コク、バランスがとれていて魚介類によく合います。冷やからお燗まで、幅広い温度帯で楽しめる墨廼江のスタンダードな一本です。