冨田酒造は、余呉湖から程近い滋賀県長浜市木之本町にあり、江戸時代に建てられた趣ある蔵の佇まいが酒造りの歴史を感じさせてくれます。食事と楽しめる、米の旨味と穀物感のある酒造り、というコンセプトのもと冨田泰伸杜氏は様々な取り組みを始めています。まず篤農家との契約栽培、地元の方々との協力による地元米の栽培、更には完全無農薬米による酒造りにも取り組んでおられます。そしてそこから始まる環境改善にも目を向け、地元を大切にした本当の意味での地元の酒を造り続けています。
こちらは「玉栄」「吟吹雪」に続く、七本鎗新酒しぼりたて第三弾。原料米は滋賀県産山田錦。蔵元から車で約10分程の距離にある「もりかわ農場」で栽培されたものを使用しています。「玉栄・吟吹雪」と比べるとより口当たりが柔らかく、深い旨味と味わいのボリューム感があります。米違いの飲み比べもお試しください。