長崎県北東部、波佐見町にて1772(安永元)年の創業以来、日本酒を造り続けている今里酒造。歴史に裏打ちされた確かな技術を持って、風土に根ざした酒造りを行っています。また、その歴史ある蔵の一部は平成18(2006)年に国の登録有形文化財に登録されています。ここで醸される「六十餘洲」とは、以前の日本には60余りの国々があったことから、日本全国という意味合いを持ち、日本中の人々に楽しんでいただきたいという想いをこめて名付けられました。
こちらは「東一 クロビン」に続く「これからのスタンダード」シリーズの第二弾として生み出された住吉酒販限定商品となっております。中身は糸島産の山田錦を使用した純米吟醸の中取り。お酒が垂れてくる中で、最も酒質の安定した部分のみを瓶詰めした贅沢な一本です。この抜群の完成度を誇るお酒をさらに氷温で熟成。香味が非常に円やか、上品な甘みと爽やかな後口をお楽しみいただけます。味わいが比較的しっかりとしたお酒の多い六十餘洲においては、軽やかでライトなスタイルに仕上がっています。和洋中亜、問わず、食事の前半に特に力を発揮します。