出雲の地に130年続く歴史ある板倉酒造。代々受け継がれてきた酒造りの技術と出雲杜氏の吟醸造りを掛け合わせ、「天が穏やかであれば窮することは無い」という仏典の言葉で、心安らぐお酒を造りたいという思いが酒名に込められています。
「やまざくら」は、生もと造りの「齋蔵(さくら)」の対となる山廃造りの純米大吟醸酒。清らかさを追求した御神酒である齋蔵に対し、やまざくらは土着信仰的な生命感のある酒を目指して醸造されています。生もとと山廃、それぞれの単純な製法の違いだけでなく、その精神性の違いにも着目したお酒です。穏やかな味わいの中にも秘めたエネルギーがしっかりと感じられ強いインパクトを残す、パワーに満ち溢れた一本です。