小正醸造は明治16年創業。生産農家の“顔”の見える焼酎造りを掲げ、「蔵の師魂」をはじめとした地元農家と連携した本格芋焼酎の製造を主に行っています。最近では、鹿児島名産の桜島小みかんやほうじ茶を使用したクラフトジン「KOMASA GIN」のリリース、また2018年には嘉之助蒸留所が始動し、新たにウイスキーの製造もスタートするなど、新たなチャレンジを続けています。そんな小正醸造の焼酎蔵の名は「日置蒸溜蔵」、その敷地内に佇む手造り蔵が「師魂蔵」です。特に「師魂蔵」では、昔ながらの製法や先代から受け継いできた手しごとを守り続け、こだわりの焼酎造りを今に伝えています。
「蔵の師魂 The Orange」は、そんな師魂蔵で生まれた芋焼酎です。「The Green」と同じく、こちらも一番の特徴はその香り。オレンジの柑橘を思わせる爽やかな香りが鼻いっぱいに広がります。原料となる黄金千貫を敢えて完熟させることで、香り成分の発生を促します。黒麹を用い常圧蒸溜で仕込まれたこちらの焼酎には、その独特の香りの中にほのかに芋の力強さも感じることができます。水割りやソーダ割りなどで爽やかな香味をお楽しみください。「蔵の師魂 The Green」「蔵の師魂 The Pink」との飲み比べもぜひお試しあれ。