大沼酒造店は正徳2(1712)年創業。300年続く酒蔵です。みちのくの小京都と呼ばれる、歴史的な情緒が色濃く残る町にあります。東日本大震災で蔵は大きな損傷を受けましたが、設備を改善し300年の歴史を途絶えさせることなく地元の米と水、伝統の寒造りの技を生かし、旨い酒を作り続けています。
こちらは、春先に全量山田錦で仕込んだ純米吟醸原酒を一定期間熟成させた後出荷される秋の限定酒。香り穏やかで、飲み口は比較的軽やか。程よい熟成感を伴った柔らかな米味と抜群のキレ味が同時に楽しめる、食を引き立てる味わいです。冷酒でお楽しみください。