辻本店は文化元(1804)年創業。もとは「炭屋」という屋号で呉服商を営んでいた「彌兵衛 篤仁」が、それを番頭に譲り酒造業を始めました。現在は岡山県初の女性杜氏が率いる、若い造り手の多い酒蔵です。岡山県といえば雄町米のルーツ。辻本店ではその雄町米の特性を熟知し、全使用米の50%が雄町米と強いこだわりを持っています。
「1859」は雄町の歴史が始まった年に由来しています。菩提もとらしい豊かな酸味のあるお酒です。穏やかでふくよかな雄町の旨味が感じられ、後キレの良いメリハリのある味わい。まろやかで優しい雰囲気が漂います。雄町のこれからの未来を照らす一本です。