創業は江戸末期。休業していた蔵を平成21年より蔵元自ら杜氏となり復活させ、2019年より新しい井戸(深度約100m)を蔵内に設備。2018/30BYより今までの井戸(深度約10m)に比べてさらに柔らかな水を仕込みでの醸造を可能にしました。同時にラベルやコンセプトも一新、気持ちも新たに造りに取り組むんでいます。その矢先の2019年8月の大雨により大きな被害をうけてしまいました。現在は必死の復旧作業により蔵元はなんとか酒造りができるまでに復興。地元の町おこし「多久未来プロジェクト」にも参加。米作りから関わり地元のお米を使った日本酒で地域の活性化の中心にある酒蔵として今後も期待されます。
「東鶴 BLACK」は、一般的に焼酎造りに用いられる「黒麹」で醸した限定酒。酒米「さがの華」を使用した純米吟醸の生酒となっております。独特な強い酸味としっかりとした濃厚な味わいが特徴的。味のボリューム感もしっかりと感じられ、お肉料理とも好相性。あまり冷やしすぎずにグラスで楽しむのがおすすめです。